停電のとき冷蔵庫はどうすればいい?日ごろからできる停電対策も紹介

えらぶ家 2022-7-20
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災害時に真っ先に考えることは、食料のことではないでしょうか。
私たちの生存には、食料が欠かせません。
しかし災害が起こると、ほとんどの場合停電になります。
冷蔵庫に貯蓄した食べ物は、停電が長期化すればするほどに痛みが気になりますよね……。

では停電のときに、冷蔵庫はどのような対策をすれば良いのでしょうか。
停電直後、停電2~3時間後、停電長期化の場合の3つのケースや、日ごろからできる停電対策もご紹介します。
知識をつけておけば、いざというときにも安心ですね。

停電のときに冷蔵庫はどうすればいい?

停電になると、いつ復旧するかわからず不安ですよね。
すぐに復旧すれば良いのですが、数週間そのままということも少なくありません。

見通しが効かないからこそ、冷蔵庫内の食料の保存は急務。
では、停電直後、停電2~3時間後、停電長期化の3つのケースで対処法をご紹介します。

停電直後

おてがるでんち

停電になり電気が止まったら、「そのまま」にするのが基本です。

おてがるでんち

冷蔵庫内の食料を出すのは、あまりおすすめできません。なぜなら冷蔵庫を開閉するたびに、中の冷気が外に流れ出て保冷効果がどんどん薄まってしまうからです。

冷蔵庫内の冷気は、電気が止まっても、開閉しなければ2~3時間は保たれます。
焦って中の食料をクーラーボックスに移動させたり、常温の食べものを追加で庫内に入れるのは避けましょう。

扉を開けないこと、これが食料を長持ちさせる基本だと覚えておいてくださいね。

停電2~3時間後

すぐに電気が復旧すれば良いのですが、停電が2~3時間以上続くようなら対処法を変更しなければなりません。

扉を開けなければ冷蔵庫内の冷気は2~3時間程度保持されますが、それ以降は徐々に温度が外気の温度に近づきます。

もし冷蔵庫内に肉や魚などの生鮮食品を置いているなら、早めに食べてしまうのが一番です。さっと冷蔵庫を開け、素早く取り出して、再び閉めましょう。もし調理しなければ食べられないような食品なら、思いきって廃棄するのも一つの方法です。

停電が長期化した場合

停電が長期化すると、思わぬトラブルにつながることがあります。
それは、床の水浸しです。
霜や凍った食材が、時間が経つごとに解凍され、冷蔵庫から水漏れしてしまうことが少なくないのです。

停電のときはただでさえ不安ですから、床の掃除という余計な手間はできる限り避けたいですよね。
停電が長引いたときは、床に雑巾やタオルなどを敷いておくようにしましょう。
万が一水漏れしても、水分を吸収してくれるものが床にあれば安心ですね。

停電から復旧したときに注意したいこと

停電から復旧したら冷蔵庫は今までと同じように使えるかというと、決してそうとは限りません。

長時間の停電だと、停電から復旧したときに不具合を起こすことが少なくないのです。
一見正常に稼働しているように見えても、庫内の冷蔵機能が不十分なこともあるので、庫内が正常に冷えているかは確認しておくことをおすすめします。

また、冷蔵庫に設定していた機能のほとんどがリセットされることもあるため、取扱説明書を見ながら設定を確認してください。

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普段からできる冷蔵庫の停電対策とは?

災害も停電も、いつ起こるかわかりません。
万が一の事態に備えて、日ごろから冷蔵庫の停電対策をしておきましょう。

一般的な冷蔵庫は、「冷蔵室」「冷凍室」の2部屋に分かれます。
それぞれ対処法が異なるので、詳しくご紹介します。

日ごろからできる冷蔵室の対処法

冷蔵室の基本は、「食材を入れすぎないこと」です。
食材は、庫内を循環する冷気によって冷やされます。
そのため庫内に食材が詰め込まれすぎていると、冷気が循環できず、結果として食材の一つひとつが冷えにくくなるのです。

食材を冷蔵庫に入れるときには、日ごろから適度なすき間を設けるようにしましょう。

日ごろからできる冷凍室の対処法

冷蔵室と異なり、冷凍室は食材を詰め込んだほうが効果的です。
凍った食材がそれぞれ保冷材の役割を果たすので、庫内全体の冷却につながります。
停電したときも温度が上がりにくく、一つひとつの食材が長持ちしやすいでしょう。

もし庫内に余裕があるなら、保冷剤を凍らせておくのも有効です。保冷剤が手元になければ、ペットボトルに水を入れて凍らせるだけでも同じ効果が期待できますよ。


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冷蔵庫の停電でも役立つ蓄電池

停電により冷蔵庫に電気が通らなくなると、深刻な食料難に陥ることが珍しくありません。

自宅にいるときの停電はもちろん大変ですが、外出先だとなかなか帰宅ができず、ようやく家に辿り着いたときには冷蔵庫内の温度は上昇、床は水浸し……ということもあるでしょう。

そこで活躍するのが、蓄電池。
万が一の停電でも、蓄電池に溜めた電力のおかげで、食材はしっかりと冷えていて床もきれい。停電から数秒で自動的に切り替えられる蓄電池も多く、外出先での災害にも問題なく対応してくれるでしょう。

まとめ

災害に停電はつきものです。
命を守るためには、真っ先に食料を確保しなければなりません。

しかし冷蔵庫に電力が通らなくなってしまうと、保存した食料が全滅しかねません。
停電に備えて、日ごろからの対策はもちろんですが、蓄電池があればなお安心です。

家族の大事な命を守るためにも、蓄電池の設置をどうぞご検討ください。

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