蓄電池を正しく理解して上手な暮らしを
ここに来られたからには、きっと皆さんは蓄電池に興味があり、暮らしをさらに豊かにするために役立てられないか、そう考えているのでしょう。
蓄電池には、はっきり言ってそれだけの力があります。価値があります。
ただ、正直分かりづらいことが多く、仕組みやメリット、価格や相場、自分に合った商品の選び方、購入方法、設置方法、設置後の使い方、具体的にどれだけ節約できるか、助成金はどうなのか、メンテナンスの方法など、正しく理解できている人はほとんどいないと言っても過言ではありません。
これだけ便利でお得なものでありながら、太陽光発電ほど浸透していないのには、スタートが遅かったこともありますが、そうした理由もあるのでしょう。
蓄電池の素晴らしさを世界に発信することを使命とするエココトとしては、これを黙って見過ごすわけにはいきません。
そこで、蓄電池について知っておくべきすべてのことをこの場で理解できる、そんなページをご用意することにしました。サイト内でも評価の高い選り抜きの記事を、理解しやすいよう適切な順番で並べております。順番通りに読んでいただくだけで、蓄電池についてスムーズに理解していただけるはずです。
正しい知識を得て、それをベースに検討を重ね、皆さんが後悔のない蓄電池デビューを果たすことができれば、私たちとってこれにまさる喜びはありません。
上手な暮らしをさらに一歩、前へ進めてみませんか。
そもそも蓄電池とは
まず、蓄電池とはそもそも何なのか、基本的なことから理解しましょう。
蓄電池は、簡単に言うと電気を貯めておける装置です。皆さんお使いのスマホ、毎日のように充電されていると思いますが、スマホで使われているリチウムイオン電池、あれがここで紹介する蓄電池と同じ種類です。充電して電気をストックし、好きな時に放電、すなわち使用することができるというものです。
そうしたごくごく基本的な情報を最初の記事では紹介しています。
「基本的なことはもう知っている」という方も、ウォームアップのつもりで読んでみてください。
ひととおり概要を説明しておりますが、ここですべてを理解する必要はありません。とりあえず最後まで目を通していただいて、「蓄電池とはこんなものなんだな」というのを大まかに把握していただくだけで十分です。
太陽光発電システムが普及しているので比較的理解できるものの、蓄電池とは何か分からないといった方も多いかと思います。ここでは蓄電池とは、どのような機能を持った設備なのか基本から紹介します。
蓄電池の仕組みを理解する
なんとなくあたたまってきたでしょうか。脳が蓄電池になじんだところで、次は機能面、蓄電池の仕組みについて理解しましょう。
蓄電池がどのような仕組みで動き、どうやって電気を効率よく使えるようにしているのか、専門的な内容もありますが、分かりやすく解説していますのでぜひお読みください。
「蓄電池が役に立つことさえ分かれば、難しい中身のことは知らなくて良い」。そういう方は、ここは飛ばして次の見出しへ移動してください。
「いやいや。我が家へ迎え入れるからには、どんなことをしてくれるのかきちんと把握しておきたい」そういう方は、1行目からじっくりお読みください。どこかで誰かと蓄電池トークになった際、難しいことを簡単に説明する、あなたの株がぐんと上向くことは必定です。
蓄電池が電気を貯める仕組みは?太陽光発電や送電線とのつながりも解説
蓄電池はどのように電気を貯めているのか、またパワコンも含めた蓄電システム全体の仕組みについてわかりやすく解説。蓄電システムと太陽光発電システム、発電・蓄電システムと送電線網との電気のやり取りについても説明します。
蓄電池のメリット・デメリット
蓄電池の概要と仕組みを理解したら、そろそろ1つ目のメインテーマである、蓄電池を導入することであなたが得られるメリット、について確認していきましょう。
最初に大まかに言ってしまうと、
・電気代を節約できる
・発電による余剰電力を有効に使える
・災害時等の停電対策になる
蓄電池を設置するメリットはこの3つになりますが、次の記事ではそれぞれについて詳しく解説しています。
蓄電池を購入するかどうか、検討する際の判断基準になるところですので、ここは飛ばさず、できれば2度3度と読み返すくらいの熱意でお取り組みください。
もちろん、メリットだけでは公平性を欠きますので、記事ではデメリットについても包み隠さず説明しています。
家庭用蓄電池のメリットやデメリット!補助金制度や価格、設置方法も紹介
太陽光発電システムの普及に伴い、家庭用蓄電池の種類や設置台数が増えています。少しでもお得に導入、利用するために、家庭用蓄電池のメリット・デメリット、設置価格や補助金制度について、どこよりも分かりやすく解説します。
蓄電池でどれだけ電気代を節約できるかの話
いかがでしたか。これまでの記事と重なる部分もあり、「知ってる!」という感覚が増えてきたのではないでしょうか。繰り返し頭に入れることで理解も早まりますね。
蓄電池のメリットの中で、「電気代を節約できる」という話がありましたが、具体的にどれくらい節約できるのか、皆さんが特に興味をもたれるのは金額の部分ではないでしょうか。何年で元が取れるか、それが分からないことには、設置計画の立てようがないですよね。
そこで次の記事では、いくつかシミュレーションを行い、それぞれの環境や条件で具体的にいくらくらい月々の電気代を節約できるものか、を確認してみましょう。ご自分の環境や条件と照らして、ぴったりなもの、近いものを選んでご確認ください。
東京の一般的なご家庭の場合、節約効果は月々5000~7000円と言われることが多いですが、実際のところどうなのでしょう。また、環境や条件によっても金額は変わると言いましたが、違いをもたらす環境や条件についても詳しく説明しています。
蓄電池で電気代はどれだけ節約できる?様々なケースで電気代をシミュレーション
平均的な家庭の電気料金は年間10〜12万にも及びます。この記事では、蓄電池を導入することで電気代はどれだけ節約できるか、蓄電池のみや太陽光発電を併用する各ケースの電気代シミュレーションを通して解説します。
蓄電池の使用方法を理解する
蓄電池が便利で使いやすく、さらにお得なものであることが理解できたのではないでしょうか。
続いての記事では、実際に蓄電池を設置して、それをどのように使うことでメリットを得られるか、そのあたりのことを解説しています。
特に高齢者がいる世帯の場合、操作が簡単なのかどうかも気になるところでしょう。自宅に太陽光発電システムを導入されている方はイメージできると思いますが、実際の操作はボタンやタッチパネルを用いたシンプルなもので、エアコンやテレビを使えるレベルの方なら問題ありません。
記事では、蓄電池を太陽光発電システムと組み合わせ、どのように使い回すかでもっとも効率的に電気を使えるか、電気代を安くできるか、その辺りの基本的な考え方、賢い使い方についても書いております。
蓄電池の基本的な使い方を解説。省エネや節電に役立つことから蓄電池が注目を集めています。スマホ等、身近なものがどんどん便利な時代になっていく中、蓄電池はどのように使用することでそのメリットを最大限活かせるのでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
ここまでの記事で、蓄電池の概要から仕組み、設置することで得られるメリットやデメリット、具体的にいくらぐらい電気代を節約できるかのシミュレーション、蓄電池の上手な使い方と、蓄電池についての必要な知識はほぼ網羅できたのではないでしょうか。蓄電池の有用性、家計や環境への効果をふまえて、じっくりとご検討してみてください。
今回の特集では蓄電池についての知識やメリットの部分を重点的に解説しました。さらに一歩進んで実際に蓄電池の購入を検討する段階に入られた方には、次の特集「蓄電池を賢く導入するための全知識」がおすすめです。
こちらでは、商品の価格や相場、設置にかかる費用、自分に合う商品や業者の選び方、設置までの流れ、設置後のメンテナンスについて等、分かりやすい記事がラインアップされています。少しでもお得に、上手に蓄電池を設置する情報が満載ですので、引き続きご利用いただけましたら幸いです。