蓄電池の相場はいくら?費用内訳についても解説

えらぶ家 2020-6-29
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電気を充放電できる蓄電池。最近では家庭用蓄電池も販売されるようになりました。家庭用蓄電池は住宅に設置するタイプで、電力会社から送電される電気を蓄えたり家電製品などへ電力を供給できたりします。

このように設置メリットのある蓄電池ですが、そもそも相場がいくらなのか分からない方も多いのではないでしょうか。蓄電池は蓄電容量やその他機能、メーカーによって価格が大きく変わります。

今回は、蓄電池の相場をメーカーや種類ごとに解説します。また、蓄電池にどのような費用がかかっているのかについてもご紹介します。

蓄電池の相場は1kWhで比較する

蓄電池の相場を確認する前に、相場の見方について覚えておきましょう。

蓄電池の相場は、「万円/kWh」で確認します。万円/kWhとは、蓄電容量1kWhあたりの販売価格、あるいは本体価格のことです。

そして蓄電池の本体価格とは、文字通り蓄電池や周辺機器などの機器自体にかかる価格を指しています。一方販売価格とは、設置工事費用などを含めた総合的な費用のことです。

まとめると、
• 本体価格:蓄電池本体の価格
• 販売価格:蓄電池本体と設置費用を含めた価格
となります。

相場や見積もりを確認する際は、何にどれくらい費用がかかっているのかを確認するようにしましょう。

各蓄電池の相場

続いて、蓄電池の種類から見た、一般的な相場を分かりやすくご紹介します。家庭用蓄電池や自動車のバッテリーなど、他の用途で購入を考えている方もぜひ参考にしてみてください。

また、ここで紹介する相場は本体価格です。

鉛蓄電池は5万円/kWh

鉛蓄電池の相場は、5万円/kWhで推移しています。後述する他の蓄電池より安価な傾向がメリットです。また、主な活用場面は、自動車のバッテリーや非常用電源(家庭用蓄電池以外)などです。

ニッケル水素電池は10万円/kWh

ニッケル水素電池の相場は、10万円/kWhで推移しています。鉛蓄電池よりも高めですが、その他の蓄電池からすると比較的安価といえる価格でしょう。

リチウムイオン電池が開発・販売されるまで、しばらく電子機器のバッテリーに使用されていました。現在は充電式乾電池など、部分的な活用にとどまっています。

NAS電池は4万円/kWhと特に安価

NAS電池の相場は、4万円/kWhで推移しています。最近開発された新しい蓄電池ですが、低コストで生産されています。また、大型設備・工場のバックアップ用電源など、設備規模の大きなところで活用される蓄電池です。

リチウムイオン電池は10万円/kWh

リチウムイオン電池の相場は、10万円/kWhで推移しています。モバイルバッテリーや家庭用蓄電池など、多種多様な場面で活用されているリチウムイオン電池です。

近年本体価格が下落傾向にあり、購入コストを抑えられる状況になりつつあります。また、家庭用蓄電池の価格については、資源エネルギー庁の資料などによると9万円/kWh(2020年度)を目標としています。

メーカーごとに蓄電池の相場を比較

ここからは、蓄電池を生産・販売しているメーカーの相場をいくつか紹介します。

メーカーごとに販売価格は異なる

メーカーごとに家庭用蓄電池の販売価格は異なりますが、年々低コスト化も進んでいます。

• スマートスターL(9kWh):13万5,000円/kWh
• 京セラ「EGS-LM72BⅡ」(7.2kWh):約19万6,805円/kWh
• Qセルズ「ハイブリッド蓄電システム」(5.6kWh):約17万8,571円/kWh
• シャープ「JH-AB06×2」(6.5kWh、JH-RV11周辺機器含む)260万円:40万円/kWh
• パナソニック「LJ-SF50B」(5kWh、周辺機器含む)128万円:25万6,000円/kWh
メーカーによってばらつきがある理由は、製造コストだけでなく周辺機器や独自機能の違いもあるためです。

現在の家庭用蓄電池は、住宅内の配線と接続するという単純な仕組みではありません。蓄電以外の主な機能は以下の通りです。

• 電力の消費状況を監視する機能
• 蓄電と放電の時間帯を設定、もしくは自動で設定・調整
• 無線LANとの連携(モニタとの通信)
• 自立型運転機能の有無

他にも太陽光発電との連携・配線など、複雑な設定も必要です。

つまりメーカーから蓄電池を比較する場合は、相場を目安にしつつ、周辺機器や制御システム・その他機能などを総合的に考える必要があるということです。

蓄電池は初期費用の回収が直接的には難しい機器です。そのためコスト(実際に掛かる費用)以外の項目を確認しながら購入を検討するのがおすすめです。

蓄電池の相場は年々下落傾向にあるため購入しやすい状況になりつつある

家庭用蓄電池に活用されているリチウムイオン電池の相場は年々下落しているのも大きな特徴です。理由はさまざまですが、1つは生産コストが下がってきたことによる販売価格の下落でしょう。

また、実際に蓄電池を購入する場合は、本体価格だけでなく、設置工事費用などを加えた販売価格がかかります。販売価格は設置業者によって変わるため、見積もりの比較も欠かせません。

蓄電池を購入する際は相場を目安にしつつ、相見積もりを取るようにしましょう。相見積もりのメリットは、1回の見積もりで複数の業者へ設置費用を計算してもらえる点です。見比べることで費用相場を確認することができます。

さらに蓄電池の相見積もりを考える場合は、一括見積もりサービスの利用をおすすめします。一括見積もりサービスは、独自審査に通過した優良業者のみを取り扱っていて、無料で複数社の見積もり依頼や手続きを代行してもらえます。

まずは一括見積もりサービスで、どの程度費用がかかるのか確認してみましょう。

▼蓄電池の見積もりや手続きに関してはこちらの記事をご覧ください。
蓄電池の相見積もりとは?必要性や手続きの方法について解説

           

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