蓄電池のメリット・デメリットを徹底解説

えらぶ家 2020-7-20
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毎年のように起こる自然災害。
災害が起こると停電になることも多く、普段私たちがいかに電気に頼った生活をしてきたか、電力のない生活で不便を感じる方はたくさんいるでしょう。

そこで見直されているのが、蓄電池の効用です。
停電になっても、蓄電池に溜めた電気があれば家庭内の電力は復旧します。
災害時はただでさえ不安ですから、電気が通っているだけでも安心できますよね。
特に夏場や冬場は、空調家電が稼働しないと生死につながることも……。
電力のあり・なしが、ご家族の運命を大きく変えると言っても決して大袈裟ではありません。

蓄電池のメリットとは?

「蓄電池」は普段あまり馴染みがない名称かもしれませんが、たとえばスマートフォンのバッテリーにも蓄電池は使われています。充電がなくなってもコンセントに差し込めば再充電できるので、この仕組みにより、私たちのスマートフォンは「使い捨て」にならず繰り返し使えているのです。

蓄電池のメリットは、このように繰り返し充放電ができるところにあります。
この仕組みは、日常生活はもちろん、災害時にも大きく役に立つことでしょう。

停電時の電力供給

最近では、蓄電池を活用して自宅の電力を供給する家庭が増えてきました。
太陽光パネルを取り付けている家庭は時折見られますが、災害時では太陽光パネルだけだと対応しきれない恐れがあります。
太陽光パネルにより家庭に電力が通るのは、あくまで「そのとき」のみ。夜間に停電すると、太陽が出ていないため、結局は電気が通りません。また昼間でも、曇天や雨天など悪天候のときに停電をすると、十分な電力が届かない恐れも。

そこで見直されているのが、蓄電池の効用。
蓄電池は、天候や時間帯に関わらず、いつでも電力を出し入れできます。太陽光パネルとセットで設置すれば、明るいときに電力がつくられ、蓄電池に溜め込まれます。停電がどのタイミングで起きても、あらかじめ貯蓄してある電力があれば安心ですね。

節電・節約効果

災害時だけではなく、昼間に溜めた電気を夜間に使うなど、電力会社に頼らない「自家供給」のスタイルも注目を浴びています。

電力会社のプランによっては、時間帯によって電気代が変動するものもあります。蓄電池を設置していれば、電気代が上がる時間帯に蓄電池からの供給に切り替えることで、電気代を大きく節約することも可能。それでも余った電力は電力会社に買い取ってもらうこともできるので、節約と供給を両立したかしこい生活が送れるでしょう。

蓄電池のデメリットとは?

万が一の災害時に、日々の節約に、メリットが多い蓄電池。
しかしメリットの一方で、デメリットも存在します。

メリットと合わせてデメリットも知ることで、蓄電池の全体像をつかんでください。

設置コストが高め

一般家庭で蓄電池を導入する場合、平均的に100万円程度の設置コストがかかります。
初期投資費用が高いということは、分割払いであっても、やはりある程度のまとまったお金を工面する必要があるでしょう。

ただ蓄電池には節電効果が期待できるため、長期的な目で見れば、初期投資費用を回収することも不可能ではありません。
しかし安い買い物ではないので、見積もりを受け取ったときに躊躇してしまう家庭が多いようです。

▼費用の相場を詳しく知りたい方はこちらの記事からご確認ください。
蓄電池の相場はいくら?費用内訳についても解説

設置スペースが必要

蓄電池は、屋外に設置するもの、屋内に設置するものに種類が分かれます。
大きさは機種によって異なりますが、どちらにしても設置スペースの確保は必須です。

たとえば一戸建てで、住宅の屋根に太陽光パネルを設置している場合。
どこにも設置スペースが見込めなくても、駐車場にカーポートを設置してそのカーポートの内側に取り付けるなど、工夫によって解決することも多くあります。

蓄電池にも寿命がある

繰り返し電力を出し入れできる蓄電池。
ただ、半永久的に使えるというわけではありません。

蓄電池には寿命があり、太陽光発電用の蓄電池の場合はおよそ10~15年が寿命といわれています。
しかし一概には言えない部分も多く、設置環境、使用状況、機種などによっても寿命は変動します。

寿命のおおまかな計算方法としては、1日あたりの「サイクル」が目安。「充電0%から充電100%までフル充電し、それがまた0%に戻るまで」が「1サイクル」として計算されます。
一般家庭では、1日あたり1~2サイクルで稼働することがほとんど。
製品ごとに「サイクル寿命」が規定されているので、気になる製品があったらサイクル寿命が何回なのかを確認しましょう。
たとえばサイクル寿命が6000回と表示されている製品の場合、1日あたり1~2サイクルで使い続けると、10~15年が寿命と考えられます。

せっかく購入するのなら、少しでも長持ちさせたいですよね。
購入の際は、設置環境や使用の予定などを踏まえて、プロに相談しながら一緒に選ぶことをおすすめします。

まとめ

蓄電池には、メリットもデメリットもあります。
蓄電池の全体像をきちんと認識したうえでプロと一緒に機種を選べば、きっと間違えのない買い物ができることでしょう。

           

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