節電につながるテレビの使い方は?最新のテレビへの買い換えも節電に有効!

エココト編集部 2022-7-20

テレビは、比較的消費電力の小さい電化製品ですが、使用時間が長いことから、累計するとその電気代は小さなものではありません。

そこで、今回の記事では、テレビの消費電力量の大きさや節電につながる使い方をご紹介すると共に、新旧のテレビにおける消費電力の差異についても説明していきます。

テレビの消費電力量は第3位

テレビの消費電力は、32V型で50W程度、40V型で80W程度と決して大きくはありません。しかし、エアコンのように季節によっては使わないといったことがないため、電力量の累計としてはどうしても大きくなります。

実際、家庭で使用する家電製品の中では、その消費電力量は第3位で、その割合は8.9%を占めているそうです。

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家庭における電気使用量が多い上位8家電の消費割合
電気冷蔵庫・・・14.2%
照明器具・・・13.4%
テレビ・・・8.9%
エアコン・・・7.4%
電気便座・・・3.7%
パソコン・・・2.5%
電気炊飯器・・・2.3%
電子レンジ・・・1.8%
※ 「資源エネルギー庁平成22年度省エネルギー政策分析調査事業「家庭におけるエネルギー消費実態について」

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節電につながるテレビの使い方

それでは、テレビをどのように使用すれば、節電につながるのでしょうか。
そのためには、以下の点を心掛けると良いでしょう。

①テレビをこまめに消す
②睡眠時や外出時などは、本体の主電源をオフにする
③画面の明るさを暗く設定する
④汚れや埃は画面を暗くするため掃除する
⑤音量をなるべく小さくする

待機電力は積み重なると大きくなる

テレビを使用しないときに消すのはもちろんですが、テレビは本体の主電源を切らないと待機電力によって常に電気を消費しています。

その消費電力は、近年の家電の省エネ性能の向上などから、平均で0.3W、小さいもので0.1W、大きいもので1.0W程度と非常に小さい値です。

しかし、大切なことは、家庭にあるほとんどの家電製品が待機電力を消費していることです。つまり、家電製品全ての主電源を消すようにすれば、年間を通してかなりの節電になります。

最新のテレビは消費電力が小さい

また、テレビは、最近発売されたものほど消費電力が小さくなっています。

例えば、32V型テレビの平均の年間消費電力量は、2010年が87kWh、2014年が59kWh、2019年が57kWh。40V型では、2010年が156kWh、2014年が87kWh、2019年が83.8kWhとその差異は歴然としています。

このように、9年ほど前のものでは、消費電力が大きく違うので、場合によっては買い換えるのも良さそうです。

参考:「経済産業省 省エネ性能カタログ2020年版(PDF版)


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まとめ

いかがでしたでしょうか。
電化製品を上手に使用して電気を節約することは大切なことですが、最近では太陽光発電と蓄電池を導入すれば、完全な自産自消も不可能ではなくなっています。
節電の一歩先の手段として、太陽光発電や蓄電池を設置してみるのも良いかもしれません。

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