炊飯器は工夫次第で節電できる?使い方のコツをご紹介

えらぶ家 2022-6-14
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炊飯器のような利用機会の多い家電製品は、使い方次第で月々の電気料金が高くなってしまうことも珍しくありません。
そこで少しでも電気代がお得になるように、各家庭で行える炊飯器の節電方法をご紹介します。

炊飯器の電気代は高い?

炊飯器の年間消費電力の平均は、「省エネ性能カタログ電子版」によると、2022年6月1日の時点で「84.09kWh」となっています。(IH5.5合以上8合未満の場合)
これを一般的な基準単価となる27円/kWhで計算すると、年に約2,270円が炊飯器の電気代として発生していることになるのです。
もちろん、使い方によって消費電力は変わってくるため、場合によってはこれ以上の電気代がかかることもあります。
少しでも炊飯器の電気代を軽くするために、節電をすることがおすすめされるでしょう。

参考:経済産業省 省エネ性能カタログ電子版

今日からできる炊飯器の節電方法

炊飯器の節電方法は多数あり、ほんの少しの工夫で年間の消費電力を減らしていくことができます。
各家庭で簡単に試していけるので、今日からできる節電方法をチェックしてみましょう。

保温機能はなるべく避ける

おてがるでんち

炊飯器の節電を目指す場合には、炊いたご飯を温めておく保温機能はなるべく使わないことがポイントです。
長時間の保温は消費電力が大きくなり、年間の電気代が高くなる理由になります。
必要な時間だけで保温機能を切る、炊いたご飯はすぐに冷凍保存するなどの工夫で、節電を実施していきましょう。

おてがるでんち

ご飯を冷凍してしまうと、解凍のために電子レンジの電気が必要になりますが、保温を使うよりもお得な電気量で済むケースが多いです。
たとえば「炊飯時の電力が158Wh」で「保温機能で16.5Wh」の消費電力を持つ炊飯器であれば、以下のような消費電力となります。

10時間の保温→165Wh +158Wh=323Wh
4時間の保温→66Wh +158Wh=224Wh

一方で、仮に700Whの電力を使う電子レンジで3分間加熱すると、700Wh × 3/60分+158Wh =193Whという計算式が成り立ちます。
このことから保温機能を長時間使うよりも、一度冷凍してから電子レンジで解凍したほうが節電になることがわかりますね。
使用する炊飯器や電子レンジによって実際の消費電力は異なるので、ひとつの目安として考えてみてください。

計算式の参考:経済産業省 省エネ性能カタログ2021年版(PDF版)

炊飯回数を減らす

炊飯回数を減らして炊飯器の稼働率を下げることは、基本的な節電方法となります。
単純に使う回数を減らせれば、その分の電気量を抑えることが可能です。
1日分を1度で炊けるように工夫するなど、なるべくまとめて炊くことを心がけましょう。

「エコ炊き」などの特別なモードを活用する

炊飯器の種類によっては、消費電力を抑えられる「エコ炊き」といった機能が付いている場合があります。
節電用の機能があるのなら、普段から利用することで電気代を安く抑えられるでしょう。
一方で短時間で炊飯が終わる「早炊き」などの機能は、逆に消費電力が高くなるケースがあるので注意が必要です。

使わないときは電源プラグを抜いておく

炊飯器を使わないときは電源プラグを抜いておくことで、待機電力を無くして節電につなげることができます。
待機電力は決して大きな量ではありませんが、少しでも節電しておけば年間でお得になるでしょう。
気づいたときには炊飯器の電源プラグを抜いて、積極的な節電を実施してみてください。

炊飯器の節電は日頃の意識が大切

炊飯器の電気量を節電するためには、毎日の積み重ねが重要です。
ひとつひとつの成果は小さくても、年間で見れば大きな結果につながります。
日頃から節電の意識を持って、効率良く炊飯器を使っていけるように考えていきましょう。

▼節電の基本、エアコンに関してもこちらの記事で確認してみてください。
エアコンを節電したい!3つの意外な方法とは

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