電気代節約にアンペアの再考を。太陽光発電や蓄電池設置の場合も解説

エココト編集長 2020-3-19
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ご家庭で契約しているアンペアを引き下げると、電気代を節約できることをご存知でしょうか。この記事では、アンペアの契約とは何かというところから、太陽光発電や蓄電池を設置している場合の契約アンペアまで説明していきます。

そもそもアンペアとは

契約アンペアの前にそもそもアンペアとは何か、というところから説明しましょう。
アンペアとは、電気の流れる量を表す単位です。契約アンペアとは、どれだけの量の電気を流す必要があるかを決めることです。
アンペアは、消費電力(W)を電圧(V)で割ることで割り出されます。たとえば1400W(ワット)の電子レンジを使った場合、日本の電圧は100V(ボルト)が一般的ですので、1,400÷100でアンペアは14となります。

契約アンペアと

家庭用の電気料金は通常、契約アンペアで決まる基本料金と電気の使用量で決まる電力量料金の足し算となっています。契約アンペアは、同時に使用できる電気の量を表し、契約アンペアが大きいほど一度にたくさんの電気機器を使用できます。しかし、契約アンペアが大きいほど基本料金が高くなるため、契約アンペアが大きいければ良いというわけではありません。

例えば、東京電力では、以下のような契約アンペアとなっているので、契約アンペアを引き下げることで電気代が節約できます。例えば、40Aの契約を30Aに変更する場合、月々286円、年間3,432円の節約となります。

東京電力の契約アンペア毎の基本料金(月、税込み)

  • 10A・・・286円
  • 15A・・・429円
  • 20A・・・572円
  • 30A・・・858円
  • 40A・・・1,144円
  • 50A・・・1,430円
  • 60A・・・1,716円

参考元:http://www.tepco.co.jp/ep/private/ampere2/ampere02.html

ただし、契約アンペアを超える電気を一度に使うとブレーカーが落ちてしまいます。そのため、暖房を多用する冬季など、電気使用量が最も多い時期を参考に契約アンペアを引き下げると良いでしょう。
なお、契約アンペアは、電気料金の通知や分電盤で確認することができます。

太陽光発電を設置したときの契約アンペア

一方、太陽光発電を設置した場合、契約アンペアを引き上げなければならないことがよくあります。
太陽光パネルで発電された電気は通常、家庭用に使用されると同時に、電力会社に電気を売るために余剰電力が電線に送られます。このとき、余剰電力の電圧を電線の電圧と同等にする必要があるため、太陽光パネルの発電量が大きいと契約アンペアを超える電流が分電盤に流れ、ブレーカーが落ちてしまいます。
例えば、太陽光発電設備の発電量が4.5kWの場合、家庭用の電圧である100V(200Vの場合もある)で電気を送る必要があります。そのため、家庭で電気を使用していない場合でも最大45Aの電流が分電盤に流れるため、契約アンペアが40A以下だとブレーカーが落ちてしまうことになります。もちろん、太陽光発電による電流が契約アンペア以下でも、家庭で使用した電気量が加わって契約アンペアを超えれば、やはりブレーカーは落ちてしまいます。
このように、太陽光パネルを導入する場合は、契約アンペアの引き上げを見越した上で、どの程度の発電量であれば電気代の節約につながるかを考えると良いでしょう。

蓄電池を設置したときの契約アンペア

蓄電池を設置した場合の注意点として、家庭の電気使用と蓄電池への充電を同時に行ってしまうと、契約アンペアを充電分引き上げなければならないことがあります。そのため、蓄電池の使用にあたっては、電気を多く使用する時間帯は蓄電池への充電を避けることが電気代の節約につながります。
また、深夜の電気料金は、昼間よりも安く設定されているため、夜間に充電して蓄えられた電気を昼間に使用することで、大幅な電気代の節約が見込めます。ただし、料金は電力会社や料金プランによって大きく異なるので、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶと良いでしょう。
このように、蓄電池を導入する場合には、充電する時間帯を工夫することで、契約アンペアの引き上げを回避すると共に、深夜割引の恩恵を受けることができます。

           

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