蓄電池設置までの流れを解説!

えらぶ家 2020-4-15
「蓄電池設置までの流れを紹介」という記事中のイメージ画像です。

発電や買電によって得た電気を蓄えられる蓄電池。最近では、太陽光発電システムと連係できる蓄電池も一般家庭向けに販売されています。そして、蓄電池を設置して、節電や非常用電源として活用したいと考えている方もいるのではないでしょうか。

蓄電池を設置する場合は、まず設置工事や手続きの流れ・ポイントを知る必要があります。

今回は、蓄電池設置に関心がある方へ向けて、蓄電池設置の流れや業者の探し方などを解説します。

蓄電池設置の流れ

まずは、蓄電池設置の流れを解説します。小型の蓄電池とは違い、住宅を建てるように現地調査や基礎工事などが必要です。そのため、設置まで数ヶ月かかる点も理解しておきましょう。

蓄電池設置業者の選定

蓄電池を設置するためには、専門の設置・施工業者を探す必要があります。また、1社ずつ探して見積もり依頼する方法もありますが、時間がかかってしまうため相見積もりサービスを利用しましょう。

蓄電池関連のサービスには、サービスに登録した設置業者の中から利用者の希望に適した業者を探し、見積もり依頼までしてくれる相見積もりサイトがあります。

そして相見積もりのサービスは、一般的に5社や3社など複数社の見積もり依頼を無料で引き受けているのが特徴です。

費用や取り扱いメーカーなどの点で希望に沿っていれば、発注を検討します。また、設置業者から今後の工事の流れや必要書類などについて、説明を受けます。

▼より信頼の置ける業者を選ぶためにも、以下の記事も合わせて参考にしてみてください。
蓄電池設置業者の正しい見極め方 失敗しない3つの判断基準とは?

現地調査による施工日程の調整

発注予定の蓄電池設置業者から、現地調査についての説明があるので日程調整を行います。

現地調査とは蓄電池の設置予定地を施工担当者が実際に見て、どのようなスペースなのか、周辺の障害物や採寸などを進める作業です。

また、家庭用蓄電池のサイズは容量やメーカーによっても変わりますが、5kWhクラスの場合高さと幅が約1,000mm、奥行きが約300㎜で設計されています。ですので、産業用よりコンパクトといっても、一定の設置スペースは確保しなくてはいけません。

現地調査の際は、担当者へ疑問点などを相談できる機会でもあるので、少しでも分からないところがあれば直接聞いてみましょう。

打ち合わせや概算見積もり書類の作成

一通り現地調査が完了した後は、施工担当者との打ち合わせを行います。また、打ち合わせと同時に概算の見積書を作成してもらえるので、大まかな費用を確認できます。

また、一般的に概算の見積もりや打ち合わせで納得できれば、正規の見積もり作成に進みます。正規の見積もり作成では、打ち合わせで確定した蓄電池の仕様などから、改めて詳細に金額を算出するのが特徴です。

つまり正規の見積もりで算出された金額が、実際に負担する費用ということです。

最終確認と契約手続き

蓄電池設置業者から提示された正規の見積書が、予算の範囲内であったり納得できたりできれば、工事の最終確認や補助金申請手続き、そして契約手続きに進みます。

工事の最終確認では、一般的に工期や施工内容などこれまでに打ち合わせした内容を、丁寧に情報共有・確認します。

もし、最終確認を行わない設置業者の場合は、契約手続きなども確認せず進められるリスクがあるため避けましょう。

補助金申請については、設置業者が代行してくれるケースも多い傾向です。また、国では補助金制度を行っていませんが、自治体によっては2020年時点でも続けているところがあります。自治体のサイトなどで確認してみましょう。

諸々の確認が完了した後は、契約手続きへ進む仕組みです。

基礎工事

契約手続き完了後は、事前に定めた日程に従って蓄電池の基礎工事が始まります。また、工事は大きく分けて基礎工事と、設置工事に分けることができます。

基礎工事とは、住宅建築と同じくコンクリートで設置箇所の強度を高める工事です。室内用の蓄電池の場合は基礎工事を行わないで済むよう、住宅の床や基礎の耐荷重に合わせて重量60㎏などのコンパクトなタイプを設置します。

しかし、屋外用の蓄電池は重量100㎏以上ですので、基礎工事が必要となります。また、基礎工事は設置箇所へコンクリートを流し込み、固まるまで1日~2日間待ちます。

基礎工事は安定した設置を保つ他、雨が降った際に水没を防ぐ役割としても重要です。

設置工事

基礎工事の次は、蓄電池本体や周辺機器の設置工事が始まります。小型の蓄電池と違い、アンカーボルトなどで基礎や壁と固定するのが特徴です。

また、屋外型の蓄電池は、100㎏や150㎏と非常に重いため数人の作業員で倒れたり傷つけたりしないよう、慎重に設置します。本体の設置が完了した後は、分電盤など周辺機器の設置・固定作業も行います。

住宅の配線と接続

蓄電池を設置するだけでは、電気を蓄えることはできません。蓄電池を利用するためには、配線工事が必要です。

具体的には、蓄電池から電気を供給するための配線や、電力会社から電気を供給される配線と蓄電池の接続といった作業を行います。

また、本体と直接接続するのではなく、パワーコンディショナー・住宅分電盤・特定負荷分電盤と配線接続します。

正常に動作するか確認

蓄電池の設置や配線工事が完了した後は、施工担当者による動作確認が行われます。

正常に蓄電・電源供給されているかはもちろん、操作パネルの動作状況についても細かく確認します。

操作パネルとは、タブレットのような端末で放電・充電時間などの設定が可能です。また、蓄電池によっては、住宅の電力使用状況を確認できるモニタもあります。

引き渡し

蓄電池の設置工事が完了した後は、引き渡し作業となります。また、引き渡しの際には、報告書の受け取りなど各種手続きを進めます。

その後は蓄電池の稼働を開始し、操作パネルから充電・放電容量や時間などの設定を適宜行い、日々節電に活用しましょう。

アフターフォローサービス

蓄電池にはメーカー保証と、設置業者による保証・アフターフォローサービスがあります。

メーカー保証の場合は、蓄電池本体の機器保証10年程度を用意しているのが特徴です。しかし、メーカー側では施工や自然災害を原因とする故障などには対応していません。

一方蓄電池設置業者では、施工後のメンテナンスや不具合対応、自然災害などに伴う故障などにも対応しています。

• メーカー:機器保証、一般的に10年前後、製造時の不具合を原因とする故障などに対応
• 設置業者:工事を原因とする不具合や、定期メンテナンス対応などを行っている

つまり、メーカーと設置業者が組み合わさることで、幅広く保証してもらえる仕組みです。

蓄電池設置に必要な費用

続いては、蓄電池設置にかかる主な費用と内訳について紹介します。

蓄電池の設置にかかる費用は100万円以上

蓄電池を設置する場合は、本体価格と設置工事費用の2種類の費用がかかります。

たとえば蓄電容量5kWhの蓄電池は50~100万円程度かかり、設置費用などを加えると合計150万円や200万円程度発生します。

年々製造コストは下がっていますが、気軽に購入できる価格帯ではありません。だからこそ、設置業者の選定には慎重に取り組むのがおすすめです。

蓄電池本体に関する注意点

続いては蓄電池本体に関する注意点をいくつか紹介します。

直射日光の当たる場所に設置しない

蓄電池を直射日光の当たる場所で稼働している場合は、熱暴走による発火のリスクがあります。また、熱が逃げない場所に設置している環境でも、熱暴走のリスクがあるため事前に設置スペースの状況を確認しておきましょう。

もし、蓄電池の設置業者から、屋外の設置スペースが難しいと説明された場合は、屋内設置も視野に入れるのも大切です。

破損時は蓄電池に触らない

蓄電池は台風や地震などによって、破損する場合もあります。破損した場合は、漏電している可能性もあるので、触ってはいけません。また、電解液が漏れていることもありますが、そちらにも触れないよう気を付けましょう。

蓄電池が破損した場合は施工業者へ連絡し、修理対応してもらうのが基本です。

蓄電池設置の流れは業者の比較検討から始まる

蓄電池の設置は、設置業者の選定から現地調査、打ち合わせ・契約手続き・基礎工事・設置工事へと進む流れです。

また、設置費用には100万円以上かかることがほとんどですので、優良業者・希望に沿った設置や蓄電池を取り扱っている業者と契約することが大切です。

蓄電池設置業者の比較検討を行う場合は、効率的に相見積もりを行うために一括見積もりサービスの利用をおすすめします。

蓄電池の一括見積もりサービスは、無料で複数社の見積もりや設置業者の比較まで依頼できますよ。

           

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