蓄電池の基本的な使い方から賢い使い方まで紹介します

えらぶ家 2020-3-27
「蓄電池の基本的な使い方から賢い使い方まで紹介します」の記事中のイメージ画像です。

スマホが生活の中にすっかり浸透したことで、充電して繰り返し使える蓄電池の存在になじみのある人が増えたのではないでしょうか。蓄電池を賢く使うには、いつ、どの電気を蓄え、どのタイミングでそれを使うかが重要になります。しかし、使う人はいちいちそれを考える必要はなく、商品にあらかじめ備わっているモードを選択することで、簡単に賢く電気を使えるようになります。
モードの名称はメーカーによって異なりますが、考え方は共通します。
ここでは蓄電池を賢く使うための基本的な考え方について解説します。

設置件数も増加中! 今後更に大注目の蓄電池とは?

そもそも蓄電池とは…?
そんな疑問を持つ方もいらっしゃるかと思います。

蓄電池とは、簡単に言うと“充電式電池”のことです。充電をすることにより、一度きりではなく、何度でも使うことが出来ます。
電池には一次電池と二次電池の2種類あり、一次電池は乾電池やボタン電池のような使い切りタイプ、二次電池はスマートフォンのバッテリーやモバイル充電器等の充電式電池、またここでご紹介するご家庭や施設等で使用する蓄電池等もこれにあたります。

太陽光発電との併用や電気自動車との連系まで、幅広い用途で蓄電池を使用する人が増えてきています。

蓄電池を使用する上でのメリットやデメリットとは?

おてがるでんち

蓄電池のメリットは何といっても災害時等の非常時に役立つということ。
予測不能な自然災害が多い日本。
いざというときに、蓄電池で溜めておいた電気を使用することができます。
また、太陽光発電と組み合わせて使うことで太陽光発電の売電量増加、買電量の削減、そして、夜間などの太陽光発電で賄えない時間は溜めておいた電気を使用することでカバーも期待できます。
そうすることで、大幅な節電にもなります。

おてがるでんち

デメリットは、製品によっては使用時間が制限されてしまうことです。
特に先述したモバイルバッテリー等の小型製品は、蓄電容量が小さい物が多い為、非常時にいつでも使用できるようにするためには、常に充電しておくといった心がけが必要になります。しかし、ここで解説する家庭用や施設用の蓄電池の場合、携帯型の蓄電池とは比較にならないほど容量が大きく、また設定するだけで自動的に充電できますので、デメリットと言うほどのことはありません。

家庭用蓄電池の場合、場所を取られてしまうことに加え、常に適温の環境に保つ必要があるため(蓄電池の寿命は温度が10℃高くなると寿命が半分になる、とされています)、長期使用するためにも、設置場所には気を使う必要があります。

蓄電池のメリットやデメリットについては、以下の記事でより詳しく解説しています。
蓄電池を検討する際に知っておきたいメリットやデメリットとは

蓄電池の基本的な使用方法とは?

ほとんどの蓄電池には主に3つのモードがあります。

比較的安い深夜電力を蓄電池に溜め、昼間に放電することによって光熱費を安く抑えることができる“経済優先モード”。

昼間に太陽光発電によって作られた電気を蓄電し、夜間に放電することで不必要な電気購入を抑え環境に少しでも優しい状態を保つ“環境優先モード”

万が一の停電や災害に備え、できるだけ多くの電気を蓄電することを最優先とする“蓄電優先モード”

そして、これらのモードを備えた多くの蓄電製品は、ボタン操作やタッチパネルといった簡単な操作で使用が可能です。

蓄電池の賢い使用方法!

賢く効率的に蓄電池を使うために、太陽光発電を併用しながら、以下のような方法が考えられます。

・昼間発電した電気を蓄電池に蓄え、電気使用料が増え発電量が減る朝と夜の時間帯にそれを使用する。
・昼間発電して蓄電池に蓄め切れなかった分は売電。
・悪天候などの影響で発電量が足りない場合は、夜間の電気料金の安い時間帯の電気を蓄電池に蓄えて使用。

自家発電した電気を効率よく最大限使い、足りない分は電気料金の安い時間帯に買う。この2つの基本的な考え方を組み合わせることで、電気使用にかかる費用を最小限に食い止めることができるわけです。

おてがるでんち

まとめ

今後ますます注目される蓄電池について、今回はその効率的な使用法を解説しました。

容量や金額、操作性など、ご自身に合った蓄電池を使用することで、月々の電気代を節約できるだけでなく、非常時にも備え、環境対策にも貢献できる、蓄電池の魅力の一端がこの記事で少しでも伝われば幸いです。

蓄電池をお探しの方へ

おてがるでんちなら業界最安値でご紹介できます。

この記事を書いた人

えらぶ家

よく読まれている記事

関連記事